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"いい投資"探検日誌 from 新所沢

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています

株式会社ピリカの小嶌さんのお話を聞きました

今年のコモンズSEEDCapの最終候補者、株式会社ピリカの小嶌不二男さんのお話を聞いてきました。

 株式会社ピリカ小嶌不二男さんに聞く!
〜わたしたちがポイ捨てごみにできること〜
「より良い明日」のための作戦会議第3弾

日時:2016年9月14日(水)19:00〜
場所:CAFE SALVADOR BUSINESS SALON(カフェ サルバドル ビジネスサロン)
講師:小嶌不二男さん 株式会社ピリカ 代表取締役

ピリカとは

代表の小嶌さんが世界一周する中でどこに行ってもポイ捨てごみがあったなという事から始めたポイ捨てごみをソーシャルの力でなくそうというアプリです。

ポイ捨てごみを拾ったらアプリを使って報告することで楽しみながらポイ捨てごみを拾うというアプリなのですが、もともと考えられていたのはポイ捨てごみを見つけるためのアプリだったそうです。

ポイ捨てごみを撮影してもらうアプリを開発中に開発者から撮影するだけじゃなく、拾ってもらったらどう?という意見にわざわざ拾ってくれるような人はいないと却下したものの、考え直してポイ捨てごみを拾ってもらうアプリに変更したそうです。

最初にピリカを公開した際は200人がダウンロードして、うち10人がごみを拾ってくれたとか。想像以上にごみを拾ってくれる人がいると感じたそうです。

環境問題を数字をもとに解決する

小嶌さんの話を聞いていて大事にしているのはここなんだろうなと思ったのは数字を元に環境問題をまず見える化し、その後効果を測定しながら解決していくということ。

もともと研究畑にいた方なのでごみ箱は置いてあった方がポイ捨てされやすいのか?それとも無い方がされやすいのか?屋内はポイ捨てしにくいけれども屋外だとポイ捨てしやすいなど、様々な要素からポイ捨てされやすさを分析、ポイ捨てされにくい街づくりデザインに生かそうとしています。

また、東京都23区でポイ捨ての多い区ランキングをやると下位の区からはクレームがくるけれども改善したことを証明するために調査依頼がくるなど、色々考えながらやっているなと思いました。この辺はベンチャーに必要とされるズルい仕組みですね。

ポイ捨ての実態調査も写真からゴミかそうでないかをコンピュータで解析できるようにして人の精度によるブレも無くすようにしたり、お話を聞いていて計測することに心底こだわっているのが伝わってきました。

ポイ捨てごみが原因で人が今すぐ亡くなるという事がないため、あまり重要度が高くないと思われているポイ捨て問題ですが、ポイ捨てが減れば清掃にかけるコストが削減できるようになったりメリットもあります。

会社は子どものようなもの。目を離すとすぐ死んじゃうので死なないように色々手を打っておく必要があるけれども成長していく姿をみるのが楽しいという言葉、そして大学の研究室というような雰囲気のピリカ社員の写真を見て苦しみながらも自分たちの目指す方向にブレずに進んでいるんだなと感じました。