10月1日付けでレオス・キャピタルワークスの代表取締役社長が交代になるというニュースリリースが出ています。
後任はレオスの創業社長の藤野さんです。リーマンショックの後、会社をISホールディングスへ売却し、一時期は取締役ですらなかったところから社長への復帰です。
一受益者としておめでとうございますという祝福と共に、おかえりなさい!と社長復帰を歓迎します。
ひふみ投信やひふみプラスが順調に育っていく一方でレオス・キャピタルワークスの将来に不安があるとしたら株主と経営陣だと思っていたので、今回一部とはいえ株式が藤野さん達創業者に戻ってくるのと藤野さんが社長に復帰したのは運用会社としてのレオスの将来にとってプラスになると思います。
一方、ひふみ投信やひふみプラスといったファンドにとっては最高運用責任者が代表取締役社長を兼任するという事で藤野さんにはこれまで以上に経営面での負担がかかってくることになります。経営と運用は別々の人が担当した方がいいような気はしますが、前社長の岩田さんは管理本本部長、運用本部長となる湯浅さん、営業本部長となる白水さんが実務面でサポートするようですし、社長が変わってだめになったと言われないようこれまで以上の発展を期待しています。
シニアファンドマネージャーだった渡邊さんも運用部長になり、レオスの運用体制も将来へ向けて少しずつ形を変えています。
ちょうど今日、9月30日はひふみ投信の第7期決算、ひふみプラスの第4期決算日でもありました。明日からひふみ投信は第8期、ひふみプラスは第5期に新体制と共にスタートすることになります。
運用資産も大きくなって将来のために変わらないといけない時期でもあったんだと思います。ISホールディングスにはレオス買収後、どこへ向かうんだろう?という不安の目で見ていた部分もありましたが、藤野さんを再び社長の座に戻すという今回の決断をしてくれて本当にありがたいと思います。