いい投資探検日誌(from 八女)

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています。サステナブル投資家。2017年に新所沢から八女に移住しました。週末は一口馬主を楽しんでます。

ついに海外ETFデビューしました 投資先は・・・『森林』

楽天証券が海外株式・ETFの特定口座対応したこともあり、海外ETFをざーっと眺めて投資するならどれかなと考えているところにバンガードが50銘柄一挙に追加というニュースが飛び込んできました。

そちらも見てみたのですが、興味をひいたのは米国株のETFばかり。だったら以前から買いたかったKXI(グローバル生活必需品)とIXJ(グローバルヘルスケア)かな〜と考えながらラインナップを見ていて気になったETFがありました。

ティッカーは WOOD  iShares グローバル・ティンバー&フォレストリーETFです。世界中の木材および林業事業に関連した株式・REITに投資するETFです。日本では林業は斜陽産業扱いですが、世界的に見ると成長産業なんです。

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森林に投資するのって実態としてはどうなんだろう?って疑問もあったけど少額でも投資してみない事には真剣に調べないだとうという事でちょっとだけ買ってみました。

投資にあたってはインドネシアのAPPが含まれていないことは確認しました。FSC認証取ってたのに熱帯雨林の皆伐を続ける問題のある企業です。アスクルのコピー用紙がAPPの紙を使っているのですが、APPが約束はしたけど守っていない現実をしっかり見ていないのではないかと思っています。

 APP関連問題|WWFジャパン

 アスクル - 環境・社会活動報告|コピー用紙を安心してお使いいただくために

投資先地域

投資先の地域はアメリカが49.57%、カナダ14.79%、フィンランド8.63%、日本7.74%、ブラジル6.93%などとなっています。森林投資はアメリカやカナダが中心になっていますので北米地域に7割程度集中しています。

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業種比率

業種別に見ると紙製品・林産品が54%でそれに続くのが森林REITで27%。アメリカに上場している森林REITにも多く投資しています。

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投資先銘柄

カナダの材木会社ウエストフレイザー・ティンバーがトップで2位はプラム・クリーク・ティンバー・カンパニーREITでこの会社は鉄道会社バーリントン・ノーザン・サンタフェの林業部門を起源とする会社で1999年にREITに転換しています。

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全26銘柄中、日本では王子ホールディングス、日本製紙、住友林業の3社に投資しているようです。 

森林投資については現在勉強中ですのでまた今度。