いい投資探検日誌(from 八女)

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています。サステナブル投資家。2017年に新所沢から八女に移住しました。週末は一口馬主を楽しんでます。

ワリバシファンドが償還を迎えました

ミュージックセキュリティーズで投資していた間伐材を使った割り箸製造販売を応援するワリバシファンドが償還を迎え、償還金が返ってきました。

 出資金:25,000円
 払戻金:21,988円 (-12.05%)

ワリバシカンパニーでは国産間伐材を有効活用する一つの手段として飛騨と西粟倉で間伐材割り箸を製造・販売しています。

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ワリバシカンパニーの事を知ったのは鎌倉投信の第一回受益者総会のパネルディスカッションでトビムシの竹本社長の話を聞いた時でした。池内タオル(現IKEUCHI ORGANIC)の池内社長やKaienの鈴木社長のお話を聞いたのもこの時でした。結果的にこの3社にはミュージックセキュリティーズのファンドを通じて投資することになりました。今思えばすごいご縁をいただいた会でした。

ワリバシカンパニーは鎌倉投信の投資先でもあるトビムシのグループ会社です。


そして、8月4日のハシの日に開かれたワリバシカンパニー設立発表会にも足を運びました。この場でミュージックセキュリティーズがワリバシファンドを募集することを知りました。割り箸を作るだけではなく、使用済みの割り箸をオガコにして堆肥になって有機栽培の野菜になるという循環にワクワクしたのを覚えています。

そうしてワリバシファンドの募集が始まるとさっくりと投資。(→事業計画

TCMフォーラムに竹本さんのお話を聞きに行ったりもしました。

年末には共有の森ファンドとワリバシファンドの投資家による大忘年会も。確かガイアの夜明けか何かで放映されました。私も映り込んでいたので職場の人に見たよって言われた気が・・・。

年が明けて春には西粟倉にも行ってきました。

出来たばかりのニシアワー製造所で間伐材割り箸のラインを見学。この時食べた鹿肉ですっかり鹿肉にハマりました。鹿肉を食べに西粟倉に行ったこともあります・・・。

そして、若杉原生林と西粟倉 百年の森を散策してきました。この時に見たミツマタの花は本当にラブリーでした。またこの季節に行きたいな〜。

7月には投資家特典の国産間伐材割り箸が届きました。

2012年には文化放送のいとうせいこう GREEN FESTAに竹本さんがゲスト出演。飛騨の割り箸作りについて話ました。ちょうど今度の月曜日、9月8日(月)と15日(月)の放送にも竹本さんがゲスト出演されるそうです。

文化放送「いとうせいこう GREEN FESTA」で間伐材割り箸が紹介されました: "いい投資"探検日誌 アーカイブ

そして昨年、吉祥寺で開催されたワリバシファンドの事業報告会に出席。

 ワリバシファンド事業報告会に参加しました: "いい投資"探検日誌 アーカイブ

今年もトビムシグループの事業報告会という事でワリバシファンドの償還にあたっての報告がありました。

結果から言うと生産ラインの準備まで時間がかかったり、生産量が需要に対して追いつかなかったりなかなかまとまった数の割り箸を売ることができず、計画していた数量の原木を使うことはなくファンドの期間は終わってしまいました。

ただ、割り箸を手がけたことによりユカハリタイル・ワリバシが生まれたり違った形でも間伐材の有効活用に役立つことができました。私が投資した2.5万円も少しは西粟倉や飛騨の間伐の後押しの役に立ったものと思います。

ファンドは終わりましたが国産間伐材を使った割り箸事業はまだまだ続きます。一般家庭向けから業務用までバリエーション豊かに揃えていますので、ぜひ間伐材の割り箸を使って下さい!