いい投資探検日誌(from 八女)

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています。サステナブル投資家。2017年に新所沢から八女に移住しました。週末は一口馬主を楽しんでます。

ファンド定点観測2013年12月:ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)

ひふみのあゆみを元にひふみ投信の12月を振り返ります。

 ひふみのあゆみ 2014年1月7日号(2013年12月度ご報告)

概要

12月のひふみ投信のリターンは+5.72%、参考として配当込みTOPIXは+3.60%でした。

 

 

13.01

13.02

13.03

13.04

13.05

13.06

13.07

13.08

13.09

13.10

13.11

13.12

ひふみ投信

9.01%

3.98%

9.35%

11.84%

-1.96%

-6.37%

6.00%

-1.11%

8.60%

3.58%

5.90%

5.72%

配当込TOPIX

9.36%

3.80%

6.99%

12.61%

-2.51%

-0.01%

-0.18%

-2.24%

8.68%

0.02%

5.40%

3.60%

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純資産の流出入では12月度は2.06億円の純流入と設定来63ヶ月連続での純流入を継続中です。今月は証券税制変更に伴う売りが多く、12月24日には件数、金額ともに過去最高の解約があったそうですが入金も多かったために純流入を維持することができました。

また、1月8日にひふみ投信マザーファンドの純資産額が200億円を突破したそうです。

おめでとうございます!

 

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12月末時点での250日日次リスクは20.50。前月よりわずかに上昇しています。

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株式比率は92.94%と微増、銘柄数も79と前月比+3でした。2014年に向けてポートフォリオを再構築している最中という事ですので一時的に銘柄数が増える傾向にあるようです。

 

13.06

13.07

13.08

13.09

13.10

13.11

13.12

株式比率

75.12%

86.16%

84.12%

93.78%

91.94%

92.35%

92.94%

現金比率

24.88%

13.84%

15.88%

6.22%

8.06%

7.65%

7.06%

銘柄数

74

79

73

77

73

76

79

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ポートフォリオの移り変わりです。米国の景気回復を背景に川崎汽船がトップに出てきました。まだ大きくはポートフォリオは変わっていませんね。

 

13年12月

13年9月

13年6月

1位

川崎汽船

GMOペイメントゲートウェイ

三越伊勢丹ホールディングス

2位

GMOペイメントゲートウェイ

ダイフク

サンマルクホールディングス

3位

日本農薬

日本農薬

コシダカホールディングス

4位

VTホールディングス

エンプラス

日本農薬

5位

テンプホールディングス

共立メンテナンス

ダイフク

6位

共立メンテナンス

VTホールディングス

ヤフー

7位

ソフトバンク

電源開発

サトーホールディングス

8位

ダイフク

サトーホールディングス

VTホールディングス

9位

エンプラス

サンマルクホールディングス

マネックスグループ

10位

エスアールジータカミヤ

ソフトバンク

新日本無線

ひふみアカデミー

1月7日にひふみアカデミーが開催されました。今回は参加してきたので要点をまとめます。


ひふみアカデミー(2014年1月) - YouTube

  • 12月の好成績は過去の仕込みが実を結んだ結果。ただし常に未来志向のポートフォリオなので既に2014年の相場に向けて再構築を進めている。
  • 米国景気の回復を背景にリターンリバーサル相場になると見ている。これまで人気がなく米国景気回復の恩恵を受けるであろう川崎汽船をトップに。
  • 2014年は2013年ほどの株価上昇はないと見ている。アベノミクスと言われているが景気循環の中でちょうど景気回復局面に安倍さんが首相になった。仮に民主党政権であってもそれなりに株価は上昇したとみている。
  • 日経平均株価では年央に19,000円をつけるのではないか。ただし、安倍首相の靖国参拝で上値は限定的になったと見ている。円相場も110円までは世界的に容認ムードにあるのではないかと見ているが、靖国参拝問題で各国が容認をやめようかというそぶりも見える。ただし米国景気回復を背景に円安基調ではある。
  • 消費税については大方織り込んでいるのではないか。4月〜6月期に黒田さんが追加金融緩和を行うことまで市場は織り込んでいる可能性もある。
  • インフレ傾向にあるなかで給与が上がらないと結果的に二極化が進む可能性がある。そのためインフレ志向下でのデフレ銘柄にも注目している。
  • 日本のベンチャー企業には今後10年で大いに期待している。

R&I投信評価

 

過去1ヶ月

過去1年

過去3年

騰落率(リターン)

5.7%(15位)

64.1%(74位)

102.5%(10位)

安定性(ボラティリティ)

5.3%(209位)

4.9%(17位)

4.5%(13位)